読書メモ(22)


①『ウソつきの構造 法と道徳のあいだ』中島義道(2019・角川新書)

②『やっぱり、人はわかりあえない』中島義道/小浜逸郎(2009・PHP新書)


①―「これほどのウソがまかり通っているのに、なぜわれわれは子どもに「ウソをついてはならない」と教え続けるのか。この矛盾こそ、哲学者が引き受けるべき問題なのだ。哲学者の使命としてこの問題に取り組む。」(KADOKAWAオフィシャルサイトより)

②―「こんなにわがままで深い対話があっただろうか!? “ならず者”の哲学者と“ふつう”を尊ぶ思想家。二十年にわたり論壇で異彩を放つ同世代の二人が、五年前に邂逅。「人間づきあい」「ものを書く理由」「善悪」「愛」「幸福」「未来と死」「哲学と人生」の7テーマで、殴り合いの往復書簡が始まった。そこで浮き彫りになった感受性と信念の明瞭な違い。「小浜さんの本を読むと、そのまともさにイライラします」「中島さんはワルぶってるけど、まともな常識人でしょ?」――どんなに言葉を尽くしても、人はわかりあえないものなのだ。そんな絶望的な存在だからこそ見えてくるものがある。」(PHP研究所 PHP INTERFACEより)


書くこと。生きること。:Hiromi's Blog

書くこと。学び、考えること。難病ALSに罹患し、世界や自分のあり様を疑う戦慄の時間。生きた証として書いていきます。 satohiromi.amebaownd.com/