読書メモ(33)

【期間:2022/05/01~2022/05/15】

①『ぼくはテクノロジーを使わずに生きることにした』マーク・ボイル 訳・吉田 奈緒子(紀伊国屋書店・2021)

②『僕に方程式を教えてください 少年院の数学教室』高橋 一雄 瀬山 士郎 村尾 博司(集英社新書・2022)

③『雨ン中の、らくだ』立川志らく(太田出版・2009)


①-「真の「幸福」とは/携帯電話、パソコン、テレビ、洗濯機、電動工具、時計、ガスコンロ、蛇口の水も、いっさいない暮らしがはじまった。究極の生活から見えてきたのは――『ぼくはお金を使わずに生きることにした』著者の新たな挑戦!3年間お金なしで暮らした著者が、今度は電気や化石燃料で動く文明の利器をいっさい使わずに、仲間と建てた小屋で自給自足の生活をはじめた。火をおこし、泉の水を汲み、人糞堆肥で野菜を育て、鹿を解体して命を丸ごと自分の中に取りこむ。地域の生態系と調和した贈与経済の中で暮らす1年を、詩情豊かに綴る。アイリッシュ・インディペンデント紙「ブック・オブ・ザ・イヤー2019」」(https://www.kinokuniya.co.jp/f/dsg-01-9784314011877

※ソーシャルメディアのアカウントを閉鎖し、最後のメールチェックをして、携帯電話の電源を切る。ーーいったい、いつの間にこんなことが、人生における大ごとになったのだろう。

②-「学校でも刑務所でもない、少年院における教育の可能性とは?/ベストセラー参考書の著者でもある注目の数学指導者と数学教育の専門家、少年院を知り尽くした元法務教官が、改正少年法施行を目前にそれぞれの立場から少年院における数学教育の意味を論じる。/「先生、自分も大学行けますか?」「あ~、もっと早く少年院に来てればよかった!」。なぜ数学こそが、少年たちを立ち直らせるきっかけとなるのか。「非行少年」たちの真実と数学の魅力に迫り、可能性のある子どもたちで溢れる少年院の在り方、数学教育の重要性を描く一冊。」(https://www.shueisha.co.jp/books/items/contents.html?isbn=978-4-08-721208-2

③ー「志らくによる談志。壮絶なる師弟の物語。/人気落語家・立川志らくが、師匠である立川談志を、談志落語の代表作ともいえる十八席を軸に、あますことなく活写。「落語とは何か」「落語家はどうあるべきか」という談志の問いを自らに引き受けるべく書き下ろした、立川志らく渾身の一冊です!!「落語の面白さを知り、談志に惚れ、落語を覚え、挫折し、天狗になり、苦悩し、時には落語をナメ、落語に飽き、しかし落語の凄さに驚愕し、実に密度の濃い落語家人生を歩んできました。そして、誰よりも談志の落語をちゃんと見てきたという自信があるので、この本を書くことができたのだと思います」(志らく)(https://www.ohtabooks.com/publish/2009/02/19000000.html


書くこと。生きること。:Hiromi's Blog

書くこと。学び、考えること。難病ALSに罹患し、世界や自分のあり様を疑う戦慄の時間。生きた証として書いていきます。 satohiromi.amebaownd.com/