IKEBUKURO難病カフェ2を開催しました

2024年5月19日(日)、としま区民センター(東京都豊島区)にて【IKEBUKURO難病カフェ2】を開催いたしました。
会場には難病当事者、介助者、家族、医療職、友人、支援者などなど59名の皆さまに“ご来店”いただきました。
今回のテーマは【『心地よさ』を表現するコンサート〜あなたの『心地いい』は何ですか?〜】。ゲストに稲垣寧々花(いながきねねか)さんをお迎えして、素敵な歌あり、賑やかな交流ありの時間となりました。
コンサートは、寧々花さんの歌う「木綿のハンカチーフ」で爽やかに柔らかにスタートしました。当日ご来場される方には、当カフェより予めこんな質問をさせていただいておりました。「あなたにとっての最高に『心地いい』を教えてください」。香りや感触、瞬間、風景、部屋…などなど。運営宛に寄せられた回答をご紹介させていただきながらら、心地よさについて参加者みなで考え、伝え合う時間となりました。
コンサートのあとは人気コーナー「訪問看護師☆島袋さんのコーナー」。島袋さんと当カフェ店長・佐藤との出会いについてお話しくださいました。また、理学療法士・横山さんからは、心身のリラックスに効果的な、その場でできるマッサージなど教えていただきました。
交流会。当カフェが共催する[映画「杳かなる」完成上映会]のご案内をはじめ、ご来場者の方々からは、取り組んでいる活動のご紹介や、伝えたい想いなどお話しくださいました。
ここでサプライズとして、当カフェをご後援いただいているNPO法人境を越えて理事長・岡部さんよりご著書とコラム集のプレゼントが。全員で行ったじゃんけん大会の勝者に贈呈されました。
「キーボードひろみちゃんのコーナー」ではアップデートされますます多機能になったランチャーソフトのご紹介。障害のある人もない人も、便利に使えるフリーソフトです(ご興味がある方はぜひ下のリンクからどうぞ)

今回は特に準備の過程においてIKEBUKURO難病カフェが大切にしてゆきたいもの、私たちカフェの核となるものについて改めて考え、確認してゆく作業を繰り返し行ってまいりました。それは時に戸惑いや難しさを免れないものでしたが、私たちにとって必要な時間でもありました。詳しくは冒頭の「ごあいさつ」に書かせていただいた通りです。
ご来店くださった皆さま、開催にあたりさまざまにお力を貸してくださった皆さま、誠にありがとうございました。ゲストの寧々花さん、共に企画を作り上げてくださり、本当にありがとうございました。司会の佳代子さん、ユーモアに溢れ、そして時に深く心に残る言葉を混ぜながらの進行、いつもありがとうございます。カフェの開店中、ボランティアの保育士さんたちが子どもたちを見守ってくださいました。深く感謝いたします。
これからも、IKEBUKURO難病カフェは悩み迷い、時に立ち止まり、振り返りながら、皆さまと共にありたいと思います。またのご来店をお待ちしております。

◆次回は 7月28日(日)14:00より、としま区民センター503会議室にて開催いたします。会場への参加、オンライン参加をお選びいただけるよう準備をしております。お楽しみに。

IKEBUKURO難病カフェ実行委員会 佐藤裕美

書くこと。生きること。:Hiromi's Blog

書くこと。学び、考えること。難病ALSに罹患し、世界や自分のあり様を疑う戦慄の時間。生きた証として書いていきます。 satohiromi.amebaownd.com/