新しい年にあたり
2026年1月。気が付けば私たちの社会は、“自分たちではない“と一方的にラベルを貼った人びとへの恐れや憎しみと、その人がその人自身であることや、その人が生きて存在するということさえも認めず許さないような強い緊張感とに覆われているように感じます。大国の指導者までもが、本当もウソもごちゃ混ぜにして分断や対立を煽るような言説を吐き散らす日常は当たり前のものになってしまいました。外国人、障害者、高齢者、福祉や医療の利用者たち…。そうした憎悪や緊張感は少数者やいわゆる弱者らをスケープゴートに仕立て、私たちの社会から排除することで問題解決を計ろうとする浅薄で思考停止した態度を広めます。もちろん、私はこのような考え方を決して肯定しません。違うことを恐れ、耳と目を塞いで分断の小宇宙に逃げ込み何もかもわかったような顔で虚勢を張るばかりでは、私たちの頭も心もいつの間にか硬く歪に萎縮してしまいます。私は、歴史に学び自らを鑑みて思索や対話を試みるくらいの理性も知性も自由も、自分たちにまだ残されていると信じています。
IKEBUKURO難病カフェは出会いと対話の場作りを目指し、考えること、動くことを諦めません。皆んなで一緒に生きるために。これからも歩んでまいります。
2026年1月
IKEBUKURO難病カフェ 代表 佐藤裕美
(IKEBUKURO難病カフェHPより)
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