「障害者のリアルに迫る」ゼミ

10月14日、東京大学「障害者のリアルに迫る」ゼミにて、ゲストスピーカーとして講義の一部を担当させていただきました。

「わたしの中のリアル」というサブタイトルで本ブログを引用しながら話をし、そのあとには質疑応答という流れで、予定時間を越えて大勢の学生さん達との対話の機会をいただくことができました。

学ぶことにひたむきで、そして自らの体験や意見や考えや戸惑いを表現するための言葉の一つひとつに真摯であろうとする学生さんたちとのやり取りを通じ、私自身、自らを顧みながら、丁寧に言葉を探し紡ぎあうこと、そして、誤魔化しの無い誠実な対話の場の限りなく大事であることなど、実感を持って多くのことを学ばせていただきました。

当日まで細やかにお心遣いくださった運営の皆さま、本当にお世話になりました。参加された学生の皆さま、大変お疲れ様でした。

そして今回のゼミにお声掛けくださったNPO法人・境を越えての岡部宏生さん、貴重な機会を有難うございました。岡部さんのご講義に込められた深遠でかけがえのないものについて、私自身に重ねながら考え続けてゆきたいと思います。

これからも、ひとり地べたに立ち見たものの、触れ感じ考えたことのほんとうを、手のひらに見つめ、自分の言葉で書き表現してまいります。

皆さま有難うございました。


【東京大学:「障害者のリアルに迫る」ゼミ】公式HP

https://www.thinkdisabilityseminar.org/

【特定非営利活動法人・境を越えて】公式HP

https://sakaiwokoete.jp/


書くこと。生きること。:Hiromi's Blog

書くこと。学び、考えること。難病ALSに罹患し、世界や自分のあり様を疑う戦慄の時間。生きた証として書いていきます。 satohiromi.amebaownd.com/