氷点下
ままならない身体と心に、無念とジレンマと諦めを抱え
それでも人を信じ、人を頼り、命ある限り生きてゆかねばならない人びと。
あたしだってそうだ。
介護者の苦労は、立場の弱い人の手を払いのけ、口を塞ぎ、暴力で支配していいことの言い訳にはならない。
仕方がない、みんな大変なのだ、などとわかったふうな口をきいて保身に走る真性の弱虫どもに同調してはならない。
虐待され殺されて仕方がない命など、無い。
人が人を抑圧しその尊厳を踏み躙り排除することに、一ミリの正当性も無い。
変えようじゃないか。
このままでいいはずがない。
あらゆる立場の人が、尊重され守られ生き続けたいと思える社会に。
精神の自由も、言葉も、まだ我々のもとにある。
これ以上のかなしみは要らない。
【高齢者に家族などが虐待 昨年度1万7000件余 過去最多 厚労省】
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