読書メモ(24)
【期間:2021/12/16〜2021/12/31】
①『歴史修正主義』武田彩佳(中公新書・2021)
②『新プロパガンダ論』辻田真佐憲・西田亮介(ゲンロン叢書・2021)
①―「ナチによるユダヤ人虐殺といった史実について、意図的に歴史を書き替える歴史修正主義。フランスでは反ユダヤ主義の表現、ドイツではナチ擁護として広まる。1980年代以降は、ホロコースト否定論が世界各地で噴出。独仏では法規制、英米ではアーヴィング裁判を始め司法で争われ、近年は共産主義の評価をめぐり、東欧諸国で拡大する。本書は、100年以上に及ぶ欧米の歴史修正主義の実態を追い、歴史とは何かを問う。」
https://www.chuko.co.jp/shinsho/2021/10/102664.html
②―「近現代史研究者の辻田真佐憲さんと社会学者の西田亮介さんの連続対談を収録。七年八ヵ月のあいだ継続し、憲政史上最長となった第二次安倍政権。政治とメディアの力学を塗り替え、右派と左派を「アベ」と「反アベ」に再編したその情報戦略は、はたして「プロパガンダ」と呼べるのか?立場を異にするふたりの研究者が徹底的に語り合います。SNSの政治化、令和への改元、そしてコロナ禍を通して見えた、日本政治の普遍的な課題とは。イメージが政治を支配する時代の「ワクチン」として、現代史を再検討します。」
https://genron.co.jp/shop/products/detail/508
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