読書メモ(49)
気付けばいつの間にかそんな空気がすっかり醸成されていて、はて本当にこのまま委ねちゃっていいの?というモヤモヤは胸につかえたままで、目に入らないようにってずっと下を向いているのにも疲れちゃって少しだけ顔を上げてみたら、世界も、人が口にする言葉も、もう取り返しがつかないくらいに変わっていて、とりあえず私のせいじゃないよね?って三回くらい自問自答して、まあ、ウン、そっか、ってちょっと安心して鼻歌交じりに冷蔵庫を開けたらもう缶ビールは一本も無かった。
ー(いつかの、どこかの「私」へ。予言の書)
【期間:2023/01/01〜2023/01/15】
①『日本の原爆:その開発と挫折の道程』保阪正康(新潮社・2012)
①ー「戦時下の日本で秘密裡に進められていた、陸海軍の「原子爆弾製造計画」。戦局の挽回を期し、軍部が命じ科学者の叡智を極めたその営みは、しかしやがて頓挫するのだった―。科学者の内なる葛藤、軍人との駆け引き、そしてその後の彼らの生き方とは?戦後、原発立国へと大きく舵を切った日本の、原子力との「前史」を繙く。今、問うべき昭和史の一断面。」(https://books.google.co.jp/books/about/%E6%97%A5%E6%9C%AC%E3%81%AE%E5%8E%9F%E7%88%86.html?id=USjxugAACAAJ&redir_esc=y Googleブックスより)
@中正紀念堂 常設展示「自由的靈魂VS.獨裁者-臺灣言論自由之路」(https://www.cksmh.gov.tw/content_549.html)
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