国立ハンセン病資料館

国立ハンセン病資料館へ行く。

知らないということの罪深さを思い知る。
よその国の何をどうこうとエラそうに語れるほど、この国はまともであるか?

われわれは今、神妙な顔をしながら内心他人事のように安堵して語れるかつての”忌むべき”時間の、そのすぐ先に生きている。

目を背けてはいけない。
無かったことにさせてはならない。
繰り返してはならない。
“正しく”克服しなければならない。
その先に、新しい希望が見えるのだろう。

漸く残されている“自分”に、未だ残されている言葉、思考。
新薬による治療を受ける患者の写真に思わず涙ぐむ。
ーよかったね。

帰りに受付で絵葉書をもらう。
かつて療養所内にあった小学校に通う子どもたちが彫った版画だ。自由で大胆で力強い。
額縁を買って帰ろう。


【国立ハンセン病資料館】



国立ハンセン病資料館

本日は開館日です。 9:30〜16:30まで ※入館は閉館の30分前まで 文字サイズ The National Hansen's Disease Museum TheNationalHansen'sDiseaseMuseum 国立ハンセン病資料館は、ハンセン病問題に対する正しい知識の普及 啓発による偏見・差別の解消及び患者・元患者とその家族の名誉回復を図ることを目的としています。 国立ハンセン病資料館は、ハンセン病問題に対する正しい知識の普及 啓発による偏見・差別の解消及び患者・元患者とその家族の名誉回復を図ることを目的としています。 ハンセン病とはHANSEN'S DISEASEアクセスGUIDEイベントEVENT展示EXHIBITION ROOM各種サービスSERVICEお知らせNEWS詩集『いのちの芽』の配布について企画展「ハンセン病文学の新生面 『いのちの芽』の詩人たち」関連イベントのお申込み受付中年末年始休館のお知らせ(2022年12月28日~2023年1月3日) ABOUT The National Hansen's Disease Museum ハンセン病問題に関する中核施設として、各療養所と連携を図りながら、医学的知識、治療の歴史、患者・元患者とその家族に対する偏見・差別の歴史、その苦難の体験についての情報を社会に示し、ハンセン病問題への理解を広く伝えています。そして、それをもとに来館者が人権等の問題について考えていただける場を提供しています。 Hansen's Disease2023年02月22日 お知らせ

国立ハンセン病資料館 -

書くこと。生きること。:Hiromi's Blog

書くこと。学び、考えること。難病ALSに罹患し、世界や自分のあり様を疑う戦慄の時間。生きた証として書いていきます。 satohiromi.amebaownd.com/