無題20230713

生きづらいと感じながら生きていた人が、亡くなってしまった。
胸が張り裂けそうに痛い。

どこまでも、その人は叩かれ続ける。
その人のほんとうを何も知らない、その人の身内でも何でもない匿名のヤツらに。
亡くなったと知った瞬間、アカウントを削除するような卑怯者たちに。

そして、“良識”の季節風が止んだ瞬間、ヤツらは息を吹き返すだろう。
クソッタレが。

その人は、死してなお叩かれる。死にたいほどに苦しかったのに。その苦しみまでも否定される。
私たちに何が言えるというのか。
(だから行ってしまったのだ。静かな世界に)

唯一、その人が責められるべきなのは、私たちを残して死んでしまったことだ。

もう誰にも死んでほしくない。
生きていこう。

書くこと。生きること。:Hiromi's Blog

書くこと。学び、考えること。難病ALSに罹患し、世界や自分のあり様を疑う戦慄の時間。生きた証として書いていきます。 satohiromi.amebaownd.com/